
現在から過去を振り返りたいなぁ
こういう本の編集として、大体が過去から掘り起こして現在に至るという流れをとるが(昔の歴史の授業を思い出すね、何回縄文時代をやったことか? 昭和までいきつかないんだよな)、現在→過去の流れの方がよくないか? と思ったりもする。つまりWWWから初めてパケット交換へという流れの方が、確実に興味をもてる。人に話すときを考えてみればいい。98%の人は「パケット」と聞いた瞬間にパンでも思い出すか、聞くのをやめる。でもWWWってくもの巣なんだよって話をきくとひきつけられるものである。
まあ、でもインタ-ネットヒストリーと大上段に構えてこの構成って気もするし、主要な項目が網羅されていて、開発者のインタビューありで、ネット関係者は必読の本だと思う。とくに興味深かった!のは、GopherとMailの話だろうか。
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